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代表コラム | 横浜の株式会社S・O・A(認定支援機関)は中小企業の経理業務代行と資金繰り改善、銀行借入を支援します

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代表コラム

2021年01月13日 [銀行融資]

コロナ禍にビジネスモデルを見つめ直す

ビジネスモデル

ビジネスモデルとは何か、これには色々な考え方がありますし、難解な経営理論でもしばしば登場しますが、私は、「利益が生まれる仕組み」に尽きると考えています。

「利益=売上高−費用」

この単純明快な公式が企業活動を通じ如何に強固なものになっているか、ということです。
百点満点の企業はまず存在しないと思います。どの企業にも強みと弱み、ビジネスチャンスとビジネスリスクがあります。その中で、どのような認識と、どのような施策・体制でこの公式を確立するか、それを継続していくか、これがビジネスモデルだと考えています。

赤字に陥り、銀行に金融支援を要請する場合、「なぜ赤字になったのか」の要因分析は当然行われます。
しかし、「なぜ黒字なのか」「なぜ黒字を確保できているのか」という当たり前の分析は、黒字継続中には、会社側でも融資を継続している銀行側でも、あまり突っ込んで行われないことが多いのです。銀行の中でも、「あの企業はなぜかしぶとい」という印象を持たれている中小企業が、実は意外と多く存在します。
なぜ売上高が挙がるのか、なぜ売れるのか。製品や商品に特徴があるのか、固定客に支えられているのか、広告宣伝戦略に特徴があるのか、強力な販売体制を構築しているのか、等。
なぜ利益が出ているのか。有利な価格設定が出来ているのか、なぜこの売上規模で経費が少なく済んでいるのか、固定費を抑えることの出来る事情や戦略があるのか、等。

創立直後の企業には財務諸表等の数字の裏付けがありません。だから、ビジネスモデルの客観化、具体化と、それを踏まえた説得力ある収益計画の作成が最重要ポイントとなります。
また、ビジネスモデルが明確になっていれば、赤字になった場合でも、その要因分析や以降の黒字化の施策や可能性等について迅速、的確に検討することが可能になります。

コロナ禍で経営の苦しい企業が相次いでいます。これからも増えると思います。銀行も国等と連携して、企業存続のため可能な限りの金融支援、融資に取り組んでいます。これらによって、取り敢えず、資金繰りに一息ついた企業も少なくないでしょう。でも一息ついて終わりにしてはいけないのです。
先の見えないコロナ禍を機に、あるいは、さらなる金融支援が必要になる事態に備えてやっておかないといけないこと、それがビジネスモデルを見つめ直すことだと思います。銀行から返済等を猶予してもらっている間を無策で過ごしてはいけません。社長一人で難しければ、専門家のサポートも得て、ビジネスモデルを再検証・再構築すること、「言うは易し」というお気持ちも十分過ぎる程分かりますが、経営上どうしてもやっておかなければいけないテーマだと思います。

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