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代表コラム

2021年02月05日 [銀行融資]

中小企業の社長様にお勧めする銀行借入のコツ〜企業概況表とは〜

資金繰りを安定させる銀行借入をスムーズに受けられるように、中小企業の社長様に是非知っておいていただきたいことの一つに、銀行内部資料の「企業概況表」についてです。
銀行は、平素から融資先についてまとめた企業概況表(銀行により名称は異なります)を整備、更新しています。融資審査先が創業企業の場合には極力詳細に新規作成します。
さて、以前のコラムでも書きましたが、銀行借入の融資審査では、(1)会計書類(貸借対照表、損益計算書等)の財務分析と、(2)企業のプロフィール情報による実態分析が、融資審査の両輪として行われます。
実態分析で財務分析の裏付けを取り、また、実態分析の結果から将来の財務状況の予想や、提出された事業計画の妥当性が検証されるのです。
この実態分析を行うために、財務データも含めた様々な企業情報を集約しているのが企業概況表と呼ばれるものです。
中小企業の社長様が、この企業概況表に記載される情報を平素から銀行に開示しておくことは、スムーズな融資審査で銀行借入を成功させて資金繰りを安定させる、銀行借入申込みのコツであるとも言えます。
ベテランの支店長にもなると、企業概況表をざっと見ただけで「この会社にはいくらまで貸せるな」のと大まかな判断もできます。

そこで、今回は、中小企業の銀行借入のため、銀行の企業概況表には一般的にどのような融資審査データが記載されているのかを簡単にまとめてみました。

・会社名
・所在地
・業種
 日本標準産業分類等により〇〇業と記載されることが多いのですが、これだけでは企業の把握が難しいので具体的にどのような業務を  
 行っているか等が補足されます
・資本金
・グループ企業
 グループ企業のうちの一社である場合にはその企業の収益的や戦略的な位置付け等
・株主数
・従業員数
 年齢構成別人数、部門別人数、正社員とパート社員別人数等の詳細
・沿革
 設立の経緯、業歴、業務内容の推移等
 合併、営業譲渡、社名変更等があった場合にはその経緯等
 企業の強みや特徴がその沿革から認められる場合が少なからずあります
  例えば、創業者が前勤務時で培った〇〇技術の汎用化モデルを開発した(→技術力あり)
  地方公共団体等からの誘致支援で 生産設備を廉価で取得した(→コスト競争力が大きい)
・ビジネスモデルと特色等
 業界動向、競合企業数、実力競合企業有無、寡占か多数乱立か、上位か下位等の競争状況
 販売製品商品に強みがあるのか、販売手法に強みがあるのか
 仕入れ商品に強みがあるのか、仕入れ手法に強みがあるのか
・代表者
 氏名、生年月日、住所、経歴、人脈、趣味等
・経理担当者
・株主構成
 親会社が存在する場合には親会社の概要や親会社からの支援スタンス
 販売先、仕入先、技術提供先等が株主の有無
 資本関係の変化は融資判断に大きな影響が生じる可能性のある重要情報
・主要役員
 どの役員がどの業務を担当しているのか
 特に、経理財務担当役員は誰で経歴経験はどの程度かは重要情報
・取引銀行
 メインバンクとの取引状況は重要情報
・生産、物流、販売拠点
・主な販売製品、商品
 年間取扱い数量、金額、シェア等
 輸出入がある場合はその比率、直接貿易か間接貿易(商社等経由)か
・主要販売先
 主要販売製品、商品、および年間売上額
・主要仕入先
・年間仕入れ商品、および年間仕入れ額

実際の銀行借入(融資)申込みの時に銀行に全てを説明して理解してもらうのは大変です。スムーズな銀行借入により資金繰りを安定させるためにも、平素から銀行とのリレーションを大切にして何気ない雑談の中でも上記の一項目を話しておくことをお勧めします。
また、創業融資を申込む場合には、上記を参考に、どのような事業を行いたいのかを事前に整理しておくのがよいと思います。

横浜を中心に、経理業務代行、記帳代行、資金繰り改善・銀行借入サポート、事業計画作成支援等を行う株式会社S・O・Aでは、スムーズな銀行借入を実現するための平素からの銀行との付き合い方を、元銀行支店長の代表がアドバイスしています。

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