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代表コラム

2021年03月08日 [銀行融資]

中小企業の社長様にお勧めする銀行借入のための決算報告のコツ

今回は、資金繰りの安定や事業拡大等のため銀行借入を必要とする、あるいは予定している中小企業の社長様に、銀行への決算報告のコツについて書きたいと思います。

・銀行への決算報告は、決算の一環として、確定後の早期に行う
銀行は融資先ごとに融資基本方針(取引方針)を定めていて、年一度、決算書等を基にこの見直しを行っています。もし、銀行借入の申込みがあっても、その年度の融資基本方針(取引方針)の見直しが終わっていない場合、借入の融資審査はそのあとになってしまいます。

(3月決算企業の留意点)
融資基本方針(取引方針)には有効期限、つまり見直し期限があります。銀行により異なりますが、概ね、決算日の6ケ月後で、3月末決算の企業ですと9月末になります。
融資基本方針(取引方針)は、決算書を基にした財務分析と実態分析を踏まえた企業分析、債務者区分の判定を経て検討されます。そして、融資審査と同様、担当者が稟議書を作成して決裁権限者の承認を得なければなりません。
日本には3月決算の企業が多数存在します。つまり、銀行には3月決算の融資先が多数あることになります。担当者によっては、担当先のほとんどが3月決算ということもあり得ます。3月決算が確定するのは6月ですから、担当者は7〜9月の3ケ月間で融資先各社の融資基本方針(取引方針)の見直し作業を行わなければなりません。しかも8月は夏休み期間で、担当者、課長、支店長のいずれかが不在のことが多く、実際には9月に作業が集中します。
9月に突然融資申込みを行っても、希望どおりのスケジュールでは審査が進まないことが起こり得ます。3月決算の企業は特に早めに決算報告を行いましょう。

・事前に担当者にアポイントを取り決算書を持って銀行を訪問する(担当者を呼びつけるようなことはしない)
どんなに忙しくても決算報告は社長様自らが銀行へ出向きましょう。
企業から見れば銀行の得意先になる訳ではありますが、資金の借り手のマナーとして決算報告は銀行へ足を運んで行いましょう。実際、銀行を訪問すること自体が銀行との関係強化に繋がりますし、普段会う機会のない支店長クラスと話が出来る絶好の機会にもなります。

・説明は30分程度を目途に簡潔に行う(決算書の他に要点をまとめた補足資料等を提出すると効果的である)
どんなに長時間、熱く詳細に語っても、結局は、担当者がその内容を纏めて分析した結果を稟議書という文書にしなければなりません。担当者の時間にも配慮しましょう。担当者が稟議書を作成する際に稟議書に添付できる補足資料があるとなお効果的です。
ちなみに面談時間が全体で60分とすると、決算報告自体を30分で要領良く纏めると、残りの時間を会社の業務内容の近況説明等に充てることができ、銀行に自社についての理解を深めてもらえることにも繋がります。

・ポイントとなることは社長様が自らの口で語る
折角銀行まで来たのに説明を同行した部下や税理士さんに任せ、終始無言の残念な社長様がいます。
銀行は経営状況のポイントを自ら語れる社長様(の会社)をより信用するということを忘れないでください。
決算報告は、銀行資金繰りの安定や事業拡大等のため銀行借入を必要とする中小企業の社長様ご自身の年に一度の重要業務だと考えましょう。
そのためには平素からの経理業務や財務諸表への関心を深めることや、報告前の周到な準備等が必要です。税理士さんや財務コンサルタントは、そのためのアドバイスを受けられる貴重な存在として活用しましょう。
横浜を中心に中小企業の経理業務代行、記帳代行、資金繰り改善・銀行借入支援、事業計画作成支援等の財務コンサルティングを行っている当社では、平素からの銀行との付合い方についての助言サービスも行っています。

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